▼ スコリノの後方兄貴にされたサイの話Ⅱ(スコリノ+サイ会話劇) - 5/10

 

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★ COUNT【Ⅳ】
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「でも一つだけ作戦に致命的な穴がある」
「作戦って言うのかそれを」
「俺に経験がない事だ」
「なんとなくわかったぜ。お前の頭で何が起こったか」

 

「だから抱かせてくれサイファー」
「俺様を練習台にしようってか。身の程を知りやがれ」

 

「身の程を知ってるから、あんたに頼むんだ」
「ほう」
「まず俺はSeeD指揮官だ」
「そうだな?」
「不本意ながら、名前だけは有名だ」
「そうだな?」
「そんな今の俺が、練習の為にそういう店に行くのはまずい」
「まず、そういう店は法律上20歳からしか入店できねぇよ馬鹿野郎」

「……なんで詳しい?今度、詳細を0から100まで吐き出せ」
「痛い痛い手首を握り潰そうとするんじゃねぇ」

「とにかく、俺は、知識と経験が欲しい」
「はいはい」
「俺の情報が広まるのは避けたい」
「有名人だし、バラムガーデンの評判もあるからな」

「でも、あんたなら別だ」
「あ~~、そうくるか?」
「リノアを怪我させるわけにいかない」
「失敗を前提に考えてるわけか」
「そして必ず成功させたい」
「押し倒すどころか一線超えるつもりなのは、わかった」
「でも俺に経験がない」
「あー、はいはい?」
「経験を作るには、体験が必要だ」
「そうだな?」

 

「つまり童貞を卒業しなければならない」
「卒業相手になんで俺様を選んだ?」

 

「でも、あんたなら別だ」
「その心は?」
「あんたなら秘密を守ってくれる。俺に甘い。リノアにも甘い」
「どういう根拠だてめぇ」

 

「そして何よりも、サイファーだから」
「曇りない視線で俺様を自信満々に見るな」

 

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