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★ ROUND【Ⅳ】
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「大丈夫だ、サイファー。俺に任せてくれ」
「待て」
「サイファーは、何も考えなくていいからな」
「待てって」
「今日中にでも終わらせよう」
「だからちょっと待ちやがれ」
「サイファーは、俺の腕の中で喘いでるだけでいい」
「言い方ぁ!!!」
「煩いぞサイファー。あんたがシルバーが嫌だって言うから」
「その前に、俺に言う事あったんじゃねぇ~のかお前!」
「…………」
「なんか言えよ」
「嫌だ」
「言えよ」
「嫌だ」
「……はぁ、スコール」
「俺様は、何を言われても、気にしねぇよ」
「…………あんたに」
「おう」
「発信機つけろって」
「……そ~かよ」
「最初に、肉体に直接埋めろって」
「ふぅん?」
「発言したハゲを、殺してやろうかと」
「物騒だな、おい」
「あんたの身体は俺のだぞ」
「いつから俺様は身体の所有権を失ったんだよ」
「傷つけていいのは俺だけなんだぞ。冗談じゃない」
「それも知らなかったぜ」
「だから、俺の選んだシルバーをつけてくれ」
「ようするに、仕込んであるって事か?」
「そうだ。俺だけに送信される」
「はぁ、最初からそれを言えよ」
「わかった。つけてやるよ」

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