▼ サイファーが立派な話(サイスコ会話劇) - 8/10

 

――――――――――――――――――――――――
★ STAGE【Ⅶ】
――――――――――――

「あんた、背中が綺麗だな」
「いきなり俺様の上を剥ぎ取った奴の言うセリフかそれは」
「だって見たくなったんだ」
「なんなんだろうな、お前のその行動力は」
「はぁ、本当に綺麗だ」
「そりゃ光栄なことで」

 

「なぁ、ここにグリーヴァを刻んでいいか?」
「話が変わってきたなぁオイ」

 

「綺麗に墨が入ると思う」
「俺様の背中を傷物にしようとするんじゃねぇよ!」
「傷物じゃない。俺の物ってサインするだけだ」
「一生消えねぇじゃねぇかよそれ」
「消えなくていい」
「はぁ?」

「万が一、アンタが野垂れ死んでも、遺体は俺の元に戻ってくるだろう?」

「重てぇよ……、お前」
「ぜんぜん重たくない」
「重いって」

「……俺の重さがわかってないらしい。手始めにあんたを一ヶ月ここに監禁して調教する」
「俺が悪かった。軽い方なんだなお前にとって」

「それで入れていいか?」
「駄目です」
「駄目か。……わかった」
「そりゃよかったよ」
「脱げサイファー。股の内側に刻んでやるよ」
「背中が駄目なんじゃねぇよ!!!!!」

 

送信中です

×

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!