◎ FF8妄察局:11号 - 2/2

 

◎ ゼルという男の未来に夢見てる。

 

※青空で書き散らかした物を纏めました。ちょっと追記あり。

個人的に賛否ある考えだろうけども。
私はゼルが、ED後にトラウマを持ってる説を密かに抱えている。

前後関係が何であれ、サイファーが権力者を確保した時に、権力者の前で「雇われた傭兵が自分達の所属先を言った」という事実は覆せない。
これは「傭兵を雇う側」にとって、致命的なハイリスクだと思う。

彼は、電波放送されてるかもしれない場所で「雇い主の名前」を出した。
班長の「黙ってろ」という命令にも従わなかった。
その場にいる女性が、「自らの先生」であり「我々はガーデンに所属している」という事を、権力者の前で言った。

ゼルが悪くないという人々の意見も分かる。
でも、彼が感情のままに、あの時あの場所でこれを言った事は、全て事実だ。

始まりのきっかけが何であれ。
あの場所でサイファーは、誰の名前も言わなかった。
キスティスも、誰の名前も言わなかった。

彼らは、個人・所属を言わないというリスク管理はできていた。
傭兵として、兵士として、任務という情報を取り扱う者として、最低限のボーダーラインを死守していた。
その行動はどうであれ。

そして、そのリスク管理を恐らく現場で悟ったのはスコールだ。
状況を正確に把握できなくても、恐らくサイファーの行動から逆算して彼がやろうとしている事を見抜いた。
彼ら二人の間では、それは可能な事だろうと思う。
今までの彼らのやり取りから、彼らはお互いの思考を読めると思うから。

一方で、セルフィは空気を読んだと思う。
SeeD認定試験で、情報系の班員に属していたこともあり、彼女は情報に強い。
なら、リスク管理の事は頭に叩き込まれていると思う。
だからこそ、あの場所で沈黙を選んだ。

唯一、ゼルだけが感情のまま叫んで、止まらなかった。

それはきっと彼の中で、最大の失敗であり、任務に対するトラウマになったと思う。……っていう説。
SeeDとしての力量は、あの旅の中で着々と蓄えて、経験して、戦闘系としては完成されていくと思う。
討伐・殲滅系は、彼の中で得意分野に成ると思う。

でもたぶん、「機密情報を扱う任務」に対して、トラウマを抱えているといいなって。
そんなことを夢見ている。

ED後の世界で。
そういう「機密情報を扱う」「潜入系の任務」「沈黙しなければならない任務」等の仕事を。
「情報を開示してはならない」「感情のままに動いてはならない」という、「機密情報を取り扱うような任務」等、彼のトラウマに接触する任務を達成できた時。

あの時の顛末である、その後のガーデン抗争諸々も含めて。
ゼルにとってやっと、「あの場面の失態」を払拭できる、成功経験になるといいなって思っている。

彼は元々、家族に憧れてガーデンに入学した男だからこそ。
あの失態は、自分の憧れを砕くのに十分だったと思うからこそ。
憧れから脱却して、憧れを抱えながら自分なりの信念と教訓を持って、生きていく。

そうして良い男になった、ED後のゼル君に、夢を見てるのが私です。
対戦よろしくお願いします(?)

あと蛇足ですが。
もしあの場面で、電波放送が続行されていたら面白いよね。
もしくは映像が流出してたら面白い。

サイファーはED後でも絶対に、「世界一有名な(悪い意味での)魔女の騎士」だろうけれど。
ワンチャン、キスティスは、「十数年ぶりの電波放送に乗った世界一有名な先生」になったと思うよ。

事実はどうであれ、世間一般的な意味で。
そうなったら、一介のSeeDであり教員であったキスティスもまた、歴史に名を遺すんだよね。
それはそれとして、面白そうだなって、好き勝手に妄想しております。

 

 

 



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